それええなぁ
松下政経塾 政経研究所 所長 金子様による、松下幸之助翁の話を聴講。
よく知られているように、幸之助翁は「素直」ということを何より大事にされていました。
辞書で素直を調べると、「ありのままで、飾り気のないさま。素朴。性質・態度などが穏やかでひねくれていないさま。従順」とありますが、幸之助翁流の素直は、「すべてを受け容れて、すべてを活かす」ということだそうです。
ありのままの~♪という歌が頭の中を駆けめぐっていますが、目の前のあるがままを批判することなく受け容れて、そしてその状態をどう未来に活かすか、少しでも良いところを見つけてそれを活かしていく方法を考えるということでしょうか。
信長、秀吉、家康の特徴を表した、鳴かぬなら~ホトトギス、の唄がありますが、幸之助翁は、「鳴かぬなら、それもなお良し、ホトトギス」だそうで、まさに素直。
この複雑で動きの速い時代である今こそ、「素直な心で衆知を集め」ることがどうしても必要でしょう。
「それええなぁ」
幸之助翁の第一声はまずこの言葉だったそうです。
ついつい、人や物事の悪い面に目や気がいってしまいがちですが、素直な心で良いところを見つけるひとつの実践として「ええなぁ」、とまずは言ってみようかな!
関西弁やし、自分にぴったり!?
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