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2014年10月29日 (水)

それええなぁ

松下政経塾 政経研究所 所長 金子様による、松下幸之助翁の話を聴講。

 

よく知られているように、幸之助翁は「素直」ということを何より大事にされていました。

 

辞書で素直を調べると、「ありのままで、飾り気のないさま。素朴。性質・態度などが穏やかでひねくれていないさま。従順」とありますが、幸之助翁流の素直は、「すべてを受け容れて、すべてを活かす」ということだそうです。

 

ありのままの~♪という歌が頭の中を駆けめぐっていますが、目の前のあるがままを批判することなく受け容れて、そしてその状態をどう未来に活かすか、少しでも良いところを見つけてそれを活かしていく方法を考えるということでしょうか。

 

信長、秀吉、家康の特徴を表した、鳴かぬなら~ホトトギス、の唄がありますが、幸之助翁は、「鳴かぬなら、それもなお良し、ホトトギス」だそうで、まさに素直。

 

この複雑で動きの速い時代である今こそ、「素直な心で衆知を集め」ることがどうしても必要でしょう。

 

「それええなぁ」

 

幸之助翁の第一声はまずこの言葉だったそうです。

 

ついつい、人や物事の悪い面に目や気がいってしまいがちですが、素直な心で良いところを見つけるひとつの実践として「ええなぁ」、とまずは言ってみようかな!

 

関西弁やし、自分にぴったり!?

2014年9月30日 (火)

Bettinリーダーシップ

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9月22日~25日の4日間、米国ワシントン州、シアトルでBettin教授の

 

リーダーシップ研修を開催、無事修了いたしました。

 

リーダーにとって大事なことは、「信頼」と「判断力」を身につけること。

 

両方ともに、一朝一夕には身に付くものではありません。

 

普段のひとつひとつの言動が積み重なって身に付いていきます。

 

以前、ある人から

 

「リーダーシップを学べば、儲かるのか?」

 

と聞かれたことがあります。

 

さて、どう思われますか?

 

今すぐにリターンを期待するのであれば、学ぶ必要はありません。

 

リーダーシップは、

 

活き活き働く従業員を育て

 

 

その従業員がお客様を引き寄せ

 

 

結果、利益がもたらされる

 

ものです。

 

ですから、短期間ですぐに結果を求める方には向いていません。

 

じっくりと人を育て、組織を育て、そして自分を変えていける

 

覚悟のある方向けの学びです。

 

今回の参加者の方々は、その覚悟をお持ち帰りいただいた

 

のではないかと思います。

 

今後のご活躍に大いに期待しております!!

2014年9月 3日 (水)

WebでUFOキャッチャー

世の中にはいろんなサービスがあります。

ぬいぐるみを旅行に連れて行くというサービスもあれば、

http://unagi-travel.com/

インターネットの遠隔操作でUFOキャッチャーを楽しめるサービスを提供しているところもあり、ここは会員数10万人突破と、結構流行っているようです。

https://netch-jpn.com/main.php?page=loginPage&bsn=0

本当にアイデア次第ですね。

普通に旅行業者、ゲームセンターを経営しようと思っても、すでにたくさんの競合が存在しますので厳しいですが、まさかぬいぐるみ相手の旅行業者、インターネットを経由してUFOキャッチャーとは・・・。

世の中のニーズを先取りするアイデアはどうやったら思い浮かぶのでしょうか。

ひらめきの天才という方は別として、わたしのような凡人は、まず世の中の動きに敏感である必要があるでしょう。

今何が流行っているのか、話題になっていることは何か、どんな技術があるのか、どんなシステムがあるのか・・・。

先ほどの2社も宅配システム、Web、通信網等が整っているからこそできるサービスでしょう。

そして何より、先日の元ホンダの小林氏の話にありました、物事の本質・価値を探求することが大事ですね。

5年後、10年後に求められる価値は何か。今流行っているものはなぜ流行っているのか。

そういったことを常に考える、ひとりで考えて分からなければワイガヤで考える、ことが新しいアイデアを生む秘訣、いや秘訣などではなく、そういう努力があってこそではないでしょうか。

2014年9月 1日 (月)

ばかやろう!の本質

先日、元ホンダ技研で日本で初めてエアバッグを商品化された、小林三郎氏のお話をお聞きする機会に恵まれました。

かなりのべれんめえ調だと聞いていましたが、想像以上の「ばかやろう!」節でした(笑)。

本田宗一郎氏も時には社員を殴るほどの「ばかやろう!」節だったようですが、それでも社員がやる気をなくさず、良い製品を生み出していったのは、そういう時代だったから?

と一言で片付けてしまうのは簡単ですが、小林氏いわく、その奥には「愛」があったと。

できないことの否定の「ばかやろう!」ではなく、できると期待する前向きな「ばかやろう!」。

同じ言葉でもそこにどういう想いがこもっているか、人は感じるものです。心にもない美辞麗句をどれだけ並べるよりも、心からの「ばかやろう!」のほうが、通じるのでしょう。

表面ではなく、本質です。

ホンダが新しい製品を生み出す元も、ここにあったそうです。

物事の本質をこれでもか、というほど突き詰める。そこからしか本当に価値ある製品は生まれないと。

その本質を突き詰めるために、必要なのがワイガヤ。とにかく話をする。そうして意見や想いを擦り合わせて新しい価値を生み出していく。

普段、どれだけ物事の本質を考えているでしょうか...

目の前にある現象だけに左右されず、もっとその奥底にあることを感じるように意識していかねばと、改めて感じました。

2014年7月 2日 (水)

Seattleリーダーシップ研修催行決定!

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9月21日(日)~28日(日)で予定しておりました、Bettin教授によるリーダーシップ研修 in Seattle、催行が決定いたしました!

開催されているサッカーワールドカップ、集団的自衛権に関する閣議決定、さまざまな場面を見るにつけ、リーダーの在り方、リーダーシップの在り方、自分たちの組織の未来、そして国の未来、いろいろなことに関する「確認」をこの機会にしてみませんか!?

まだご参加可能です。ひとりでも多くの方にご参加いただき、未来に役立てていただければと願っております。

http://www.aeruba.co.jp/boshuu/2014/09/in.php

2014年6月18日 (水)

何かのせいにする

4年に一度の祭典、サッカーワールドカップが始まっています。

「ドーハの悲劇」はちょうどわたしが大学生の頃の出来事。

W杯常連のような今からすると、日本サッカーの成長はまさに「呉下の阿蒙にあらず」、といったところでしょうか。

今年のW杯開幕戦はブラジル対クロアチアでしたが、この試合における日本人主審のPKの判定が誤審だとかなり責められていました。

試合後、クロアチアの監督も、負けたのは主審のせいだと言わんばかりのコメントをしていました。

主審の判定が間違っていたのかどうかは、素人のわたしには分かりません。しかしあの場面でPKの判定を下すのは、かなりの確実性があってのことだと思いますし、そもそも下った判定に文句を並べてみたところで、どうなるものでもありません。

サッカーの試合はとにかく審判に対して文句を言う、素直に従わない、そういうシーンが多い。その点は見ていていつも残念に思うところです。子供に夢を与えるどころか、悪い影響を与えるような気がします。

クロアチアの監督にしても、何か己以外の要因のせいで負けた、と文句を言うことが、この先の試合の勝利につながるのでしょうか。

恨みやひがみ、怒りなどの心で発憤して闘争心は上がるかもしれませんが、そのような状態で最高のパフォーマンスを発揮できるかと言うと、そうではないでしょう。

いつまでも外部要因の鎖につながれたままだと先に進むことはできません。

その鎖を断ち切り、自ら何ができるかを考え、行動していかなければなりません。

http://www.aeruba.co.jp/boshuu/2014/09/in.php

リーダーシップ研修in Seattle、申込〆切迫る!

2014年6月 9日 (月)

野沢温泉視察

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先日、野沢温泉に視察に行ってきました。

ちょっとしたご縁ということもありますが、ここのところ、外国人観光客を多く集めているという話を聞きつけ、その魅力を「体験」して探るという主旨です。

実際に現場に行って感じないと分からないことは世の中たくさんありますので!

さて。

地元の観光協会の方にお話を伺ったところ、外国人観光客は今から8年ぐらい前から訪れるようになってきたそうです。

ただ、それも今までどおりに何もしないでいたら、ある時突然来るようになった、不思議な現象ということではありません。

何回も海外(主にオーストラリア)に出向いて、アピールをしにいったとのことでした。

ここの雪はパウダースノーでスキーに最適!というところがメインの売りのようです。

実際、北海道のニセコはそれでオーストラリア人が大挙して押し寄せてくるくらいの観光地として賑わっています。

そういう地道な営業活動の成果がここのところ出てきているようです。

やはり足で稼ぐ、ということは必要ですね。いいものがあっても伝えないと分からない。

ただ、野沢温泉は、誰でも無料で入れる外湯と言う温泉施設が13箇所ほどあり、その管理運営は地元の方々がそれぞれ負担してなさっており、そこにマナー知らずの観光客が増えると、オレたちの温泉に何も知らんマナーの悪いやつらを何で入れてやらにゃいかん。

という感じで観光客を受け入れたくない地元民も結構いるようで、ご多分に漏れず、少子高齢化、過疎化が進んでいるこの町で、外資を稼がないと立ちゆかなくなっていく未来が見える中でどうするか。

人は理論理屈だけでは動きません。

が、感情が動けばたとえ理論理屈はとんでもなくても人は動きます。

面白いものですね。

今回はシーズン外れの閑散期で、温泉街もすべて歩いて回れるほどこじんまりしたところでしたので、かなりのんびりできました。

地元に溶け込んで外湯を楽しめる方にはのんびりできるいい場所かもしれません。

2014年5月20日 (火)

あえるば

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本日より、(有)藤原事務所から(株)あえるば に社名が変わります!!

「あえるば」は、“会える”・“合える”・“和える”ことのできる
学びの“場”でありたいという思いから名付けました。

今までより成長した自分に会える、

本当の自分に会える、
など、学ぶことによって個の持つ良い価値、
つまり“徳”を見出し、自信をもって未来に歩を
進めていただけるための場でありたいということ。

互いに分かり合える、支え合える、協力し合えるなど、
個の持つ良さを合わせることによって、より強い力を
生み出すための場でありたいということ。

食材と調味料を和えることによってよりおいしい食べ物が
出来上がるように、それぞれ違った個を融合させることに
よって、全体として素晴らしい“わ”(和、輪)をつくり出せる
場でありたいということ。

そして、わたしたちがその場たり得るためには、
わたしたち自身が日一日と成長した自分に会えるよう、
常に自身の心と実力に磨きをかけ、個性を和えて活かし、
皆で力を合わせ一体となってお役立ちに邁進する。

そういう思いが込められています。
事務所設立から約20年間、この激動の時代を皆様と
共に歩ませていただけたことに感謝申し上げますとともに、
社名変更後も変わらずのご愛顧のほど、何卒よろしく
お願い申し上げます!

2014年4月30日 (水)

準備と努力は裏切らない

先日プロフェッショナルという番組で取り上げられていた、同時通訳者の長井鞠子氏。

日本一と言っても良いほどの実力と評価を得ながら、70歳になった今でも、

本番前には資料を念入りに読み込み、単語帳を手書きで作成し、話し手の

思いにまで思いを馳せ、簡単な単語ひとつでも安易に機械的に訳すことがない。

よりすんなりと人の腑に落ちやすい通訳ができるよう、月一度は和歌を習いに通い、

日本語力を磨く。

長井氏曰く、「準備と努力は裏切らない」。

常に準備と努力。

その積み重ねが本番で最高のパフォーマンスを生み出す。

まさにプロとしての姿勢を学ばせていただいた。

2014年4月 8日 (火)

さくら

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さくら。見るだけで心が穏やかになれる。

ひまわり。見るだけで元気になれる。

これは花の持つ個性による効用でしょうか。

あるいは知らない間に擦り込まれた観念でしょうか。

あるいはわたしだけの感性でしょうか。

長年生きていると、そのあたりの区別がつかなくなる。

でも、そう思う、そう感じる自分が今の自分。

いろんな歴史を経てきた今の自分。

それ以上でもそれ以下でもない。

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