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2011年2月17日 (木)

丁稚のすすめ

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横須賀市倫理法人会のセミナーで、秋山木工という注文家具をつくっている会社で職人を目指して働く若者のドキュメンタリー映画を観てきました。

入社した若者は基本的に4年間「丁稚」として働き、丁稚を卒業後4年間「職人」として働きます。そして8年で退職、という制度にしているようです。

この丁稚の4年間は、職人技というよりも、とにかく「人間性」を鍛え上げられます。

ほぼ全員が一度は辞めたいと思うようです。

まず男も女も関係なく、入社後すぐに丸坊主。4年間寮に住み込み、まともに休めるのは盆と正月のみ。朝5時前起床。マラソン、掃除、食事作り、まあ今までの学生気分ではとうてい乗り切れるものではありません。辞めていく人もたくさんいます。

しかし残る人もいます。心身ともに厳しい修行に耐えてがんばろうと思うその源は、親や親族への孝行心、周りの期待に応えたいと思う気持ち、そして作った作品で人が喜んでくれたことによる喜び、そういうものからくるようです。

何事も自分次第、自分の心次第とは言え、こういうがんばろうと思う原動力は、決して自分だけでは得られないものだと思うのです。周りがそういう刺激を与え、チャンスを与えていかないと、放っておいてはなかなか生まれてこないのではないかと。

そして自分のために周りがそうしてくれているという「感謝」の気持ちが持てたとき、人はがんばって前を向いて歩いていけるのかもしれません。

「心を磨けば、技も磨かれる」

それを感じたひとときでした。

最後に、秋山木工の社訓とも言うべき、「職人心得28箇条」を。

1.挨拶のできた人から現場に行かせてもらえます。
2.連絡・報告・相談のできる人から現場に行かせてもらえます。
3.明るい人から現場に行かせてもらえます。
4.まわりをイライラさせない人から現場に行かせてもらえます。
5.人の言うことを正確に聞ける人から現場に行かせてもらえます。
6.愛想よくできる人から現場に行かせてもらえます。
7.責任を持てる人から現場に行かせてもらえます。
8.返事をきっちりできる人から現場に行かせてもらえます。
9.思いやりがある人から現場に行かせてもらえます。
10.時間を気にできる人から現場に行かせてもらえます。
11.道具の整備がいつもされている人から現場に行かせてもらえます。
12.お掃除、片付けの上手な人から現場に行かせてもらえます。
13.今の自分の立場が明確な人から現場に行かせてもらえます。
14.前向きに事を考えられる人から現場に行かせてもらえます。
15.感謝のできる人から現場に行かせてもらえます。
16.身だしなみのできている人から現場に行かせてもらえます。
17.お手伝いのできる人から現場に行かせてもらえます。
18.自己紹介のできる人から現場に行かせてもらえます。
19.自慢のできる人から現場に行かせてもらえます。
20.意見が言える人から現場に行かせてもらえます。
21.お手紙をこまめに出せる人から現場に行かせてもらえます。
22.トイレ掃除ができる人から現場に行かせてもらえます。
23.道具を上手に使える人から現場に行かせてもらえます。
24.電話を上手にかけることができる人から現場に行かせてもらえます。
25.食べるのが早い人から現場に行かせてもらえます。
26.お金を大事に使える人から現場に行かせてもらえます。
27.そろばんのできる人から現場に行かせてもらえます。
28.レポートがわかりやすい人から現場に行かせてもらえます。

出所「丁稚のすすめ」秋山利輝著 幻冬舎刊

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